らくたまの評判・口コミは怪しい?メリット・デメリットや利回り実績を徹底解説
「らくたま」を検索すると「怪しい」といった関連ワードが目に入り、本当に信頼して投資できるサービスなのかと不安に感じてしまう方もいるのではないでしょうか。実際、国土交通省も小口化不動産をかたった詐欺的な勧誘への注意喚起を出しているように、その事業者がきちんと正規の許可を得て運営されているかを確かめることは、安心して投資を始めるための欠かせない第一歩となります。
らくたまは、株式会社フロンティアグループが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。1口1万円から投資でき、優先劣後システムや投資家プロテクトルールなど投資家を守る仕組みが充実しています。
2024年4月のサービス開始以降、累計46件(46号)のファンドを組成し、元本割れ・運用延長ともにゼロの実績を持つ注目のサービスです。(2026年9月時点)
なお、らくたま独自の特別配当ルールだった「全期間配当保証」は、2026年8月11日以降に募集を開始する新規ファンドへの適用が終了しました。すでに同制度を適用して募集されたファンドの契約内容は変わりません。
この記事では、らくたまの評判・口コミからメリット・デメリット、利回り実績、始め方まで、投資判断に必要な情報をわかりやすく解説します。

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らくたまとは?基本情報と不動産クラウドファンディングの仕組み

不動産クラウドファンディングらくたまの基本情報
らくたまは、株式会社フロンティアグループが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。基本情報は以下のとおりです。
| サービス名 | らくたま |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社フロンティアグループ |
| 設立 | 2008年8月 |
| 資本金 | 1億円(自己資本24.1億円・2025年7月末時点) |
| 所在地 | 東京都千代田区外神田5-2-5 フロンティア外神田ビル |
| サービス開始 | 2024年4月 |
| 最低投資額 | 1口1万円 |
| 累計ファンド数 | 46件(46号・2026年9月時点) |
| 想定利回り | 5.1〜10.0% |
| 投資対象 | 区分マンション、オフィスビル、アパート、店舗ビル、物流センター、土地など |
| 不動産特定共同事業許可 | 東京都知事 第180号 |
なお、らくたまが取得している不動産特定共同事業の許可(東京都知事 第180号)は、国土交通省が公表している不動産特定共同事業者の許可一覧でも確認できます。事業者選びで不安を感じたときは、まずこうした公的な名簿で許可の有無を確かめておくと安心です。
運営元のフロンティアグループは、2008年の創業以来、累計500億円超の不動産投資実績を持つ安定志向の企業です。東証スタンダード市場に上場する東邦レマック株式会社の筆頭株主でもあり、事業基盤の厚さがうかがえます。
不動産クラウドファンディングとしての仕組み
らくたまは、国土交通省が所管する不動産特定共同事業法に基づく電子取引業務の認可を受けたサービスです。この制度は、事業者に許可制などを課すことで業務の適正な運営と投資家の利益保護を図るものです。
仕組みとしては、インターネットを通じて複数の投資家から出資金を集め、その資金をもとに不動産を取得・運用します。運用によって得られた賃料収入や売却益の一部を、投資家に配当として還元する流れです。
会員登録からファンドへの投資まですべてオンラインで完結するため、手続きに時間や手間がかかりません。パソコンやスマートフォンから、いつでも好きなファンドを選んで投資できます。
投資後は、配当金を受け取るのを待つだけなので、不動産の専門知識がなくても安心して始められるのが大きな魅力です。
インカム型とキャピタル型の2つのファンドタイプ
らくたまのファンドには、大きく分けて2つのタイプがあります。
| ファンドタイプ | 収益源 | 特徴 |
|---|---|---|
| インカム型 | 賃料収入 | 安定した配当が期待でき、価格変動の影響を受けにくい |
| キャピタル型 | 売却益 | 不動産の売却益を配当の原資とし、高い利回りが期待できる |
インカム型は毎月の賃料収入が配当の原資となるため、株式やJ-REITのような上場商品に比べて値動きが安定しています。堅実な運用を求める方に向いているタイプです。
一方のキャピタル型は、不動産の売却によって得られた利益を配当に回すタイプです。
どちらのタイプでも、損失が発生した場合は優先劣後システムにより、劣後出資分から先に損失を負担します。そのため、投資家の元本への影響が抑えられる仕組みになっています。
らくたまの良い評判・口コミを紹介
X(旧Twitter)や掲示板をリサーチした結果、らくたまに投資した方の口コミを多数見つけることができました。まずは、良い評判・口コミから紹介します。
利回りの上振れ・アップサイド配当に関する口コミ
らくたまの口コミで特に目立つのが、アップサイド配当による利回りの上振れを評価する声です。
らくたまには全期間配当保証という独自の仕組みがあり、ファンドが早期償還された場合でも、当初の運用予定期間分の配当が受け取れるケースがありました。
らくたま9号も即償還、配当入金有りました。9号は対象ではなかったですが、らくたまは早期売却時にも配当保証期間分配当利回りが適用されるため、利回り上振れ事例が出てます(5.5%⇒8.76%、15.72%)。償還が早く、早期売却時にも予定配当が得られるので、投資資金の効率が良いですね
ー Investor’s EYE(@investorseye_jp)|X
確かにすごいすね、らくたま。独自性あるし、組成頻度も高いのも大きいか
ー Investor’s EYE(@investorseye_jp)2025年11月6日|X
過去のファンドではアップサイド配当の発生率が約50%となっており、投資家にとって大きな魅力となっていました。
ただし、らくたまは2026年8月10日に「全期間配当保証」の新規ファンドへの適用終了を公表しています。対象は2026年8月11日以降に募集を開始するファンドで、すでに同制度を適用して募集されたファンドの契約内容に変更はありません。これから応募するファンドについては、上記の口コミにあるような利回りの上振れは期待できない点に注意しましょう。
翌日償還・資金効率の高さに関する口コミ
らくたまのもう一つの大きな特徴が、運用終了日の翌日に償還される圧倒的なスピード感です。
一般的な不動産クラウドファンディングでは、ファンドの運用が終了してから配当・償還まで1〜2ヶ月かかることが多い中、らくたまは翌日に償還を実施しています。
らくたま30号 45口繰り上げ当選しました。NINE FUNDで落選した資金をそのまま投資できてよかった。振り込み&入金確認完了。両方ともGMOだと早くていいですね。
ー 非合法魔法中年T(@tad0907)2025年10月28日|X
らくたま、ずっと抽選でフラれていたけど30号先着でゲットしました!秒で終了クリック合戦を勝ち取れて嬉しい。これでプラチナ会員維持できていれば良いなぁ
ー きんちゃく(@mgfr_z)2025年10月24日|X
資金が長期間拘束されないため、複数のファンドに効率よく分散投資したい方から特に支持されています。
運営会社の対応・信頼性に関する口コミ
運営会社の丁寧な対応を評価する声も目立ちます。
安心こそ、最大のリターン。『らくたま』、投資家保護を制度化する新たな方針「投資家プロテクトルール」を発表。素晴らしい取り組みですね〜
ー ソーシャルレンディング投資の学校|X
らくたま見てると、もうらくたまでいいじゃんって思ってきた。投資家保護の方針みたけど、もう5%以下の他社案件入れる意味合いがなくなってくるなこれは
ー MURA(@stock_of_2024)2025年8月29日|X
フロンティアグループが創業以来、黒字経営を継続している点や、2025年8月に投資家プロテクトルールを発表した点も、信頼感につながっているようです。
不動産クラウドファンディングでは運営会社の信頼性が非常に重要なポイントとなるため、こうした丁寧な対応姿勢は大きな安心材料です。
ハッピーパスポートなど特典に関する口コミ
らくたまには、投資額に応じて会員ランクが付与される「らくたまハッピーパスポート」という特典制度があります。
ベネフィット・ステーションの優待が使い放題になるほか、会員ランクに応じてベネポ(ポイント)が年4回もらえる仕組みです。
お!9月やから、らくたまのベネポ付与か!!ファン会員なので500円分ですが。次回のdポイント増量キャンペーンまで保有しとくか悩むな。めんどいし、変えちゃおうかな。
ー じぇい💊利回りカレンダー運営(@jblogpham)2025年9月4日|X
らくたまハッピーパスポートの特典豊富すぎてどれから利用しようか迷うな〜。
ー てん【ポイ活】(@TEN_poikatsu)2025年6月21日|X
らくたまは、既存会員にも特典くれるんですね。最近、特典はもらえない前提でよく確認せず投資しちゃってるので、思わぬ特典が届くと、少額でもちょっと得した気分
ー Xの投稿より
投資で利益を得るだけでなく、日常生活でもお得感を味わえるのは、他の不動産クラウドファンディングにはないユニークな魅力です。
らくたまの悪い評判・口コミを紹介
良い評判が多い一方で、ネガティブな口コミも見られました。投資を検討する際の判断材料として確認しておきましょう。
抽選に当たりにくいという口コミ
らくたまの悪い口コミで最も多いのが、抽選に当選しにくいという声です。
らくたまは先着漏れ 補欠になった。この会社とは縁がないかな。抽選もハズレまくってたし、やっと会員になれると思ったら、早期償還。今の投資している分が償還されたら終わりかな
ー びちくそ凍死家のびた(@datsun320wellwe)2025年10月24日|X
#らくたま 24号 残念ながら落選、23号に続き連続落選。らくたまも当たりにくくなった。
ー いつかFIREを夢見るヒキコモリーマン(@yestomo1221)2025年8月1日|X
らくたまは毎回、募集金額を大幅に上回る応募が集まるほどの人気サービスのため、必然的に競争倍率が高くなっています。
2026年3月からは会員ランクの基準が緩和され、マスター会員が10位以内から30位以内に、プラチナ会員が100位以内から300位以内に拡大されました。上位ランクの会員は当選確率がアップする特典があるため、コツコツ投資実績を積み重ねることが有効です。
また、直近の抽選式ファンドでは応募のタイミングが早いほど当選確率が高くなるハイブリッド抽選方式が採用されています。ただし募集開始日(初日)に応募した場合は、応募時間にかかわらず一律の当選確率として扱われる設計です。募集開始の時刻にパソコンの前で待機できない方でも、初日のうちに応募しておけば不利にはなりません。
操作性・システム面に関する口コミ
一部の投資家からは、先着方式のファンドでシステム操作に不安を感じたという声もありました。
らくたま30号、出資確定画面がずーっとグルグルしてた。グルグルを無視してメール開いたらメッセージ来てたから、そっちから確定ボタン押したら出資できたっぽい。ちょっと操作が不安になりました
ー imk(@imk107234811401)2025年10月24日|X
先着方式のファンドは募集開始から短時間で完売するケースもあるため、安定した通信環境で臨むことをおすすめします。
早期償還で再投資先に困るという口コミ
良い面とも言える早期償還ですが、一部の投資家にとっては「すぐに終わってしまう」という不満につながるケースもあります。
らくたま全額当選ーー。23号24号全額落選だったので久しぶり
ー ポイント@平凡サラリーマン(@pointpoint9999)2025年8月25日|X
せっかく当選しても早期償還になり、再投資先が見つからないという声もXで見られました。
ただし、らくたまでは月に1〜2本のペースで新規ファンドが募集されているため、償還された資金を次のファンドに回しやすい環境は整っています。複数のサービスを併用して分散投資するのも一つの手です。
らくたまのメリット7選
1万円から少額で始められる
らくたまは1口1万円から投資できるため、まとまった資金がなくても気軽に始められます。
現物の不動産投資では数百万〜数千万円の資金が必要ですが、らくたまなら少額から不動産投資の恩恵を受けられます。投資初心者の方が最初の一歩を踏み出しやすい設計です。
少額で複数のファンドに分散投資することもできるため、リスクを抑えながら運用したい方にも適しています。
優先劣後システムで元本割れリスクを軽減
らくたまでは、投資家の元本を守るための「優先劣後システム」を採用しています。
このシステムでは、損失が発生した場合にまず運営会社(劣後出資者)が損失を負担します。投資家の出資金に影響が出るのは、運営会社の劣後出資分を超える損失が生じた場合のみです。
らくたまファンドの劣後出資割合はファンドごとに幅があり、公式サイトが公開する投資家プロテクトルールによると、2026年3月時点で37ファンドの平均は約36%と業界トップクラスの水準です。一般的な不動産クラウドファンディングの劣後出資割合が10〜30%であることを考えると、投資家の安全性に対する意識の高さがうかがえます。
ただし平均はあくまで過去分を含んだ数値で、直近では45号(横浜シティタワー馬車道)が22%、46号(神楽坂トワイシアヒルサイドレジデンス)が14%と、平均より低めに設定されたファンドもあります。応募前に個別ファンドの優先劣後比率を必ず確認しておきましょう。
全期間配当保証でアップサイド配当が狙えた(新規ファンドは適用終了)
らくたまの大きな特徴とされてきたのが「全期間配当保証」の仕組みです。
ファンドが予定よりも早く運用終了した場合でも、当初の運用予定期間分の配当を受け取れるという、早期売却時に運営会社の利益取り分を放棄して投資家に配分する独自の制度で、2024年8月募集の7号ファンドから導入されました。
一般的には早期償還が発生すると運用期間が短くなり利回りが下がるリスクがありますが、らくたまではむしろ利回りが上振れするケースが相次ぎました。
2026年3月に早期償還した34号(九段南プライムスクエア)は想定利回り6.1%に対し実績利回り14.8%、2026年5月に早期償還した26号も6.1%から9.3%へ上振れしています。同物件を再組成した45号へ引き継ぐ形となった36号(横浜シティタワー馬車道)は、2026年8月12日に運用を終了し、確定利回りは想定の年6.1%を上回る年6.3%となりました(払戻期日は8月18日)。
ただしらくたまは2026年8月10日付で、この全期間配当保証を新規ファンドへ適用しないことを発表しました。対象は2026年8月11日以降に募集を開始するファンドで、投資家に誤解を招かない正確で分かりやすい情報提供を重視した制度見直しとされています。すでに同制度で募集されたファンドの契約内容は変わらず、優先劣後システムや投資家プロテクトルールも従来どおり維持されます。これから投資するファンドを選ぶ際は、アップサイド配当を前提にせず、想定利回りと劣後出資割合で判断することが大切です。
翌日償還で資金効率が高い
らくたまでは、ファンドの運用終了日の翌日に配当金と出資金が償還される「翌日償還」ルールを設けています。
通常の不動産クラウドファンディングでは、運用終了から償還まで1〜2ヶ月かかるケースが一般的です。資金が長期間拘束されると、次の投資機会を逃してしまう可能性もあります。
翌日償還により、投資家はすぐに次のファンドへ再投資できるため、実質的な運用利回りが向上します。資金の回転効率を重視する投資家から特に高い評価を受けている仕組みです。
マスターリース契約で賃料収入が安定
らくたまのインカム型ファンドでは、管理会社とマスターリース契約(賃料保証型)を締結しています。
マスターリースとは、管理会社が物件を一括で借り上げ、第三者に転貸する契約のことです。入居者が退去したり、賃料の滞納が発生した場合でも、管理会社から毎月の賃料が保証されるため、安定した配当が期待できます。
空室リスクが心配な方にとって、大きな安心材料となる仕組みです。
投資家プロテクトルールで財務規律を明示
2025年8月に、らくたまは「投資家プロテクトルール」を発表しました。
これは運営会社の財務規律を具体的に定めた独自のルールで、不動産ファンド運営のプロが設計したものです。業界関係者からも高い評価を受けており、他の事業者が簡単には真似できない内容と言われています。
不動産クラウドファンディングでは、運営会社の経営状態が投資家のリスクに直結します。財務規律を明確にルール化して開示している点は、投資家にとって大きな安心材料です。
らくたまハッピーパスポートで投資以外の特典も充実
らくたまでは、投資額に応じた会員ランク制度「らくたまハッピーパスポート」を導入しています。
| 会員ランク | 条件 | 主な特典 |
|---|---|---|
| ファン会員 | 投資実績あり | ベネフィット・ステーション利用可、ベネポ付与 |
| プラチナ会員 | 運用金額上位300位以内 | 抽選の当選確率アップ、ベネポ増額 |
| マスター会員 | 運用金額上位30位以内 | さらに高い当選確率、ベネポ大幅増額 |
※2026年3月以降の新基準
ベネフィット・ステーションの優待が使い放題になるほか、年4回ベネポが付与されます。ベネポはAmazonギフトカードやdポイントなどに交換できるため、投資以外の場面でもお得感を味わえます。
会員ランクは2月・5月・8月・11月の各15日を基準日として、3ヶ月ごとに見直される仕組みです。新規登録者だけでなく、既存会員にもしっかり特典が用意されている点は、長期的にサービスを利用したい方にとってうれしいポイントです。
さらに2026年8月24日には、この会員ランクに新しいランクを追加する方針が予告され、2026年9月1日に具体的な内容が発表されました。現行のファン・プラチナ・マスターの3段階に加え、ゴールド会員(運用金額上位500位以内・目安約100万円)、ダイヤモンド会員(上位100位以内・目安約450万円)、グランドマスター会員(上位10位以内・目安約1,470万円)の3ランクが新設され、3段階から6段階に拡大されます。年間のらくたまポイント付与額はゴールド会員が8,000円分(ファン会員の4倍)、ダイヤモンド会員が40,000円分、グランドマスター会員も40,000円分に加えて特別プレゼントや抽選の当選確率を高める特典が付与される予定です。初回の判定日は2026年11月15日時点の運用金額で、適用開始は同年12月1日が予定されています。ランクアップを狙う方は、判定基準日までの投資実績の積み上げを意識しておくとよいでしょう。
さらに2026年8月10日からは、会員参加型の月次イベント「らくたまハッピーキューピッド」が始まりました。累計出資回数5回以上・公式Xのフォローなどの条件を満たしたエントリー者から毎月1名が無作為抽選で「キューピッド」に選ばれ、その月の「祝福ファンド」に前月20日時点で合計10万円以上出資している会員(たま友)全員に200円分のポイントが配布される仕組みです。ボーナス抽選を含めるとたま友は最大1万円分、キューピッド本人は最大2万円分のらくたまポイントを受け取れます。初回はエントリー期間が2026年8月10日〜20日、キューピッドの抽選が同年8月21日〜25日に予定されています。
新規会員向けには、2026年7月31日から9月30日まで「はじめての応募体験アンケートキャンペーン」も実施中です。初回応募とアンケート回答で2,000円分のらくたまポイント、10万円以上の初回投資で出資額の1%(最大30,000円分)が進呈されます。なお2026年8月14日には応募条件が明確化され、出資の意思をもって応募した方が対象で、当選後に出資を辞退した場合や入金期限までに入金がなかった場合は特典の対象外となる点が追記されました(抽選に落選した場合は他の条件を満たせば対象です)。各社が実施している不動産クラウドファンディングのキャンペーン情報とあわせてチェックすると、さらにお得に始めやすくなります。
らくたまのデメリット・注意点
人気が高く抽選に当たりにくい
らくたまは毎回の募集で応募金額が募集金額を大幅に上回る人気サービスのため、抽選倍率が高くなりがちです。
投資したくてもなかなか当選しないという声は多く、すぐに投資を始めたい方にとってはストレスに感じる場面もあるかもしれません。
対策としては、先着方式のファンドを狙う、会員ランクを上げて当選確率をアップさせるなどの方法があります。また、他の不動産クラウドファンディングサービスと併用して投資機会を増やすのも有効です。
運用実績がまだ浅い(2024年4月サービス開始)
らくたまは2024年4月にサービスを開始しており、運用実績の期間はまだ2年あまりです。
これまで元本割れや運用延長は発生していませんが、景気の大きな変動や不動産市場の下落局面を経験していない点は考慮しておく必要があります。市場全体の値動きは国土交通省が公表している不動産価格指数などで確認できるため、投資前にあわせて目を通しておくと安心です。
ただし、運営会社のフロンティアグループ自体は2008年の創業以来、長期にわたって不動産事業を運営してきた実績があり、企業としての安定性は十分にあります。
元本保証ではない点に注意
らくたまに限らず、不動産クラウドファンディングは元本保証の商品ではありません。
優先劣後システムにより元本割れリスクは軽減されていますが、不動産価格の大幅な下落や運営会社の経営悪化など、想定外の事態が起きた場合には損失が発生する可能性があります。金融庁も、こうした投資では高い利回りだけで判断せず、事業者が開示するリスク情報をよく確認するよう呼びかけています。
投資する際は、余裕資金の範囲内で行い、一つのファンドに集中投資するのではなく分散投資を心がけましょう。仕組み全体のリスクを整理したうえで検討したい方は、不動産クラウドファンディングが「やめとけ」と言われる理由もあわせて確認しておくと安心です。
途中解約ができない
らくたまのファンドは、一度出資すると運用期間が終了するまで途中解約ができません。
急にお金が必要になった場合でも、運用中の資金を引き出すことはできない仕組みです。投資にあたっては、運用期間中に使う予定のない余裕資金を充てるようにしましょう。
らくたまの場合、平均運用期間が約7ヶ月と比較的短期間に設定されているため、長期間の資金拘束が気になる方でも取り組みやすい設計です。
らくたまの利回り・償還実績を数字で検証
過去ファンドの想定利回りと実績利回りの比較
らくたまのファンド実績をデータで見てみましょう。
2026年9月時点で累計46件(46号)のファンドが組成され、そのうち30件以上が満額配当で運用を終了しています。累計の平均想定利回りは約6.1%、直近に組成された10件(37〜46号)の平均想定利回りは約6.5%と、堅調な水準を維持しています。
また、全ファンドを通じて元本割れはゼロ、運用期間の延長もゼロという実績を維持しています。
想定利回りの幅は5.1〜10.0%と、一般的な不動産クラウドファンディングと比べて高めの水準です。
直近では、2026年7月31日18時から募集された「らくたま45号(横浜シティタワー馬車道)」が2026年8月15日に運用を開始しました。JR京浜東北線・関内駅から徒歩3分の区分マンション一室を対象としたキャピタル型で、想定利回りは年6.1%、運用期間は363日、劣後出資割合は22%に設定されています。募集時は募集金額1億8,000万円に対して約3億5,208万円(約195%)の応募が集まりました。
最新ファンドは「らくたま46号(神楽坂トワイシアヒルサイドレジデンス)」で、2026年8月13日12時から8月19日23時59分まで募集が行われ、募集金額1億6,400万円に対して約3億6,241万円(約220%)の応募が集まりました。東京メトロ東西線・神楽坂駅から徒歩4分の区分マンション一室を対象としたキャピタル型で、想定利回りは年6.1%、運用期間は361日、劣後出資割合は14%、募集方式は応募が早いほど当選確率が高まるハイブリッド抽選方式(初日の応募は一律)の抽選式です。入金期日は8月24日22時、運用開始予定日は8月31日とされています。なお46号は、全期間配当保証の適用終了後に募集を開始した最初のファンドです。公式サイトでは2026年9月に新たなファンドの公開が予定されていることも案内されています。
早期償還による利回り上振れ事例の分析
らくたまの特筆すべき点は、早期償還時のアップサイド配当による利回り上振れです。
運用を終了したファンドのうち複数が早期償還となっており、そのいずれも全期間配当保証の適用によって実績利回りが想定を上回りました。34号の14.8%、26号の9.3%はいずれもこの仕組みによるものです。
特に注目すべきは、想定利回り6.1%だった18号が実績利回り1642.5%を記録した事例です。これは運用開始直後に売却が完了し、全期間配当保証の仕組みによって当初予定していた269日分の配当が支払われた結果です。
もちろん、すべてのファンドでこのような上振れが起きたわけではありませんが、過去ファンドの約50%でアップサイド配当が実施された実績は見逃せません。
一方で、これらはいずれも全期間配当保証が適用されていた時期のファンドの実績です。2026年8月11日以降に募集を開始するファンドには同制度が適用されないため、過去の高い実績利回りをそのまま将来の期待値とするのは適切ではありません。国民生活センターも、高い利回りをうたう資産運用の話は仕組みやリスクを確認してから判断するよう注意を促しています。
他社サービスとの利回り・劣後出資割合の比較表
らくたまの主要スペックを、他の不動産クラウドファンディングと比較してみました。
| 比較項目 | らくたま | 業界一般的な水準 |
|---|---|---|
| 想定利回り | 5.1〜10.0% | 3〜8%程度 |
| 劣後出資割合(平均) | 約36%(2026年3月時点) | 10〜30%程度 |
| 最低投資額 | 1万円 | 1〜10万円 |
| 償還スピード | 翌日 | 1〜2ヶ月 |
| 平均運用期間 | 約7ヶ月 | 6ヶ月〜2年 |
| 早期償還時の配当 | 2026年8月10日までの募集分は全期間配当保証あり(以降の新規ファンドは適用なし) | 運用期間分のみが一般的 |
利回り・劣後出資割合・償還スピードのすべてにおいて、業界水準を上回る設計になっています。特に劣後出資割合の高さと翌日償還の仕組みは、他社と明確に差別化されたポイントです。なお全期間配当保証は2026年8月11日以降の新規ファンドでは適用されないため、今後は劣後出資割合や償還スピードが比較の軸になります。
ただし、人気の高さゆえに投資機会(当選率)では他サービスに劣る面もあるため、複数のサービスを組み合わせて活用するのがおすすめです。
らくたまの運営会社「フロンティアグループ」は信頼できる?
会社概要と経営実績
らくたまを運営する株式会社フロンティアグループは、2008年8月に設立された不動産企業です。
| 商号 | 株式会社フロンティアグループ |
|---|---|
| 設立 | 2008年8月8日 |
| 代表取締役 | 金子嘉德(創業者) |
| 資本金 | 1億円(自己資本24.1億円・2025年7月末時点) |
| 本店所在地 | 東京都千代田区外神田5-2-5 フロンティア外神田ビル |
| 事業内容 | 不動産事業、不動産クラウドファンディング事業、投資アドバイザリー事業 |
| 不動産投資実績 | 累計500億円超 |
創業以来、連続で黒字経営を継続している安定志向の企業です。不動産の長期保有で収益を上げてきた実績があり、物件の見極め力と業界ネットワークに強みを持っています。
また、東証スタンダード市場に上場する東邦レマック株式会社の株式を18.55%保有する筆頭株主(2026年3月時点)であるなど、不動産以外の事業にも積極的に取り組んでいます。運営会社の信頼性を重視するなら、大手上場企業が運営している不動産クラウドファンディングとあわせて比較しておくと安心です。
代表者の経歴と不動産ファンド運営のプロとしての実力
代表取締役の金子嘉德氏は、東証一部上場の金融グループ企業で当時最年少(32歳)の取締役に就任した経歴を持つ人物です。
2008年にフロンティアグループを設立し、不動産事業を中心にM&Aや不動産クラウドファンディングなど多様なビジネスを展開してきました。
また、らくたまの事業責任者には、三菱地所グループにおけるJ-REIT・私募リートなどの組成・運用実績を含め、7,000億円超・20年以上の不動産ファンドキャリアを持つプロフェッショナルが就任しています。
不動産運営のプロが案件の審査やファンド設計を行っているため、ファンドの質に対する信頼性は高いと言えるでしょう。
投資家プロテクトルールの具体的な内容
2025年8月29日に発表された「投資家プロテクトルール」は、運営会社の財務規律を具体的なルールとして定め、投資家に対して明確に宣言したものです。
不動産クラウドファンディングにおいて、投資家のリスクを抑えるには劣後出資比率だけでなく、運営企業自体の財務健全性も重要です。投資家プロテクトルールは、余裕資金の範囲内での健全運用、償還用のリザーブ資金を切り分けて確保する仕組み、厚い含み益、高い劣後出資割合、自社買戻し宣言とファンド延長ゼロ方針という5つの柱で構成されています。2026年2月末時点では、運用中ファンドの優先出資総額約24億円に対し、25%基準にあたる6.1億円を上回る10億円を、通常の運転資金とは切り離して定期預金など安全性・流動性の高い形で保持していると公表されています。資金不足による償還不能を構造的に防ぐ設計です。
このルールは不動産ファンド運営のプロが設計しており、業界関係者からも高く評価されています。運営会社が自らの財務規律を公開するという姿勢は、投資家との信頼関係を大切にする表れです。
投資先を選ぶ際に運営会社の透明性を重視する方にとって、大きな判断材料となるでしょう。
らくたまの始め方・会員登録から投資までの流れ
会員登録の手順(5分で完了)
らくたまの会員登録は、パソコンやスマートフォンから5分程度で完了します。手順は以下のとおりです。
ステップ1:会員登録
らくたま公式サイトの会員登録ボタンからメールアドレスを入力します。届いた認証メール内のURLをクリックして会員登録を完了させます。
ステップ2:出資者情報登録
マイページから氏名や住所などの出資者情報を登録します。本人確認のための身分証明書(運転免許証など)が必要です。
ステップ3:本人確認
本人確認はオンラインとハガキの2つの方法から選べます。オンラインならスマートフォンで完結し、即日〜1営業日で審査完了です。ハガキの場合は1週間ほどかかります。
審査が完了すれば、すぐにファンドへの出資応募が可能になります。
ファンドの選び方と応募方法
会員登録が完了したら、らくたまのサイト上で募集中のファンドを確認しましょう。
ファンドを選ぶ際には、以下のポイントをチェックするのがおすすめです。
- 想定利回りと運用期間
- ファンドタイプ(インカム型 or キャピタル型)
- 劣後出資割合
- 募集方式(先着方式か抽選方式か)
- 投資対象不動産の立地や種類
応募方法は「先着方式」と「抽選方式」の2種類があります。先着方式は募集開始後すぐに応募する必要があるため、事前にスケジュールを確認しておきましょう。抽選方式は募集期間内に応募すれば参加できますが、近年のファンドでは応募が早いほど当選確率が高くなるハイブリッド抽選方式が採用されています。募集開始日(初日)の応募は時間を問わず一律の当選確率で扱われるため、遅くとも初日のうちに応募しておくのがおすすめです。
配当金の受け取りと償還までのスケジュール
投資後の流れは非常にシンプルです。
運用期間中は特に何もする必要がなく、配当金と出資金の償還を待つだけです。インカム型ファンドの場合は、運用期間中に定期的な配当が発生するケースもあります。
らくたまの大きな特徴として、ファンドの運用終了日の翌日に償還が実施されます。通常1〜2ヶ月かかる他のサービスと比べ、圧倒的にスピーディーです。
償還された資金は登録口座に入金されるため、次のファンドへの再投資もすぐに行えます。
らくたまはこんな人におすすめ
少額から不動産投資を始めたい初心者
らくたまは1万円から投資でき、専門知識がなくても始められるため、不動産投資が初めての方に特におすすめです。
難しい物件の管理や運営はすべてプロにお任せでき、オンラインで手続きが完結します。優先劣後システムやマスターリース契約など投資家を守る仕組みも充実しているため、初めての投資でも安心感を持って取り組めるでしょう。
銀行預金より高い利回りで資産運用したい人
銀行の定期預金の金利と比べると、らくたまの想定利回り5〜10%は圧倒的に高い水準です。
銀行にお金を預けているだけではほとんど増えない時代に、少しでも効率よく資産を増やしたいと考えている方にとって、らくたまは魅力的な選択肢です。
株式投資のように毎日の値動きに一喜一憂する必要もなく、安定した資産運用を望む方に向いています。
短期運用で資金効率を重視したい人
らくたまは平均運用期間が約7ヶ月と比較的短く、翌日償還により資金の回転効率が非常に高いのが特徴です。
長期間資金を拘束されるのが不安な方や、複数の投資先に効率よく資金を回したい方に向いています。ただし、早期償還時に利回りが上振れするアップサイド配当は2026年8月11日以降に募集を開始するファンドには適用されないため、想定利回りと運用期間をもとに現実的なリターンを見積もっておきましょう。
らくたまはこんな人には向いていない
すぐに資金を引き出す可能性がある人
らくたまは途中解約ができないため、運用期間中に急な出費が必要になる可能性がある方には向いていません。
生活防衛資金や近い将来使う予定のあるお金は、投資に回さないようにしましょう。あくまでも余裕資金の範囲内で投資することが大切です。
高額を一括投資したい人
らくたまは人気が高いため、抽選に当選しても希望額すべてが配分されるとは限りません。
数百万円〜数千万円の大きな金額を一度に投資したい場合、希望どおりの金額を確保するのは難しい可能性があります。
高額投資を考えている方は、複数のサービスを併用して分散投資することを検討してみてください。不動産クラウドファンディング以外にも、ソーシャルレンディングのおすすめサービスまで視野を広げると、投資先の選択肢を増やしやすくなります。
長期安定運用のみを求める人
らくたまのファンドは平均運用期間が約7ヶ月と短期運用が中心です。
5年・10年といった長期スパンで安定的に運用し続けたい方には、他の投資手法の方が合っているかもしれません。
ただし、らくたまを繰り返し利用して短期運用を積み重ねることで、実質的に長期の資産形成につなげることも可能です。
らくたまに関するよくある質問
らくたまは元本割れしたことがある?
2026年9月時点で、らくたまのファンドで元本割れが発生したケースはありません。ファンドの運用延長もゼロです。ただし、今後も元本割れが起きないことを保証するものではないため、投資は余裕資金で行いましょう。
確定申告は必要?
らくたまの分配金は雑所得に分類されます。給与所得者の場合、雑所得を含む副収入の合計が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。国税庁のタックスアンサー(雑所得)でも取り扱いが案内されています。詳しくは税務署や税理士にご相談ください。
途中で解約はできる?
原則として途中解約はできません。ファンドの運用期間が終了するまで出資金を引き出すことはできないため、投資は余裕資金の範囲内で行ってください。
らくたまの利回りはどのくらい?
想定利回りは5.1〜10.0%で、累計の平均は約6.1%、直近10ファンド(37〜46号)の平均は約6.5%です。(2026年9月時点)過去には早期償還時のアップサイド配当で利回りが上振れした例もありますが、これは全期間配当保証が適用されていたファンドの実績で、2026年8月11日以降に募集を開始するファンドには同制度は適用されません。
口座開設に費用はかかる?
会員登録・口座開設は完全無料です。投資家登録に費用は一切かかりません。会員登録をしておけば、気になるファンドが出てきたときにすぐ応募できます。
入金・出金に手数料はかかる?
出資金を振り込む際は、利用する金融機関所定の振込手数料が投資家の負担となります。一方で、配当金や償還金を受け取る際の振込手数料はらくたまが負担します。振込先の口座は出資確定後にマイページのお知らせとメールで案内されるため、案内された口座と入金期日を確認してから振り込みましょう。
らくたまハッピーパスポートとは?
投資額に応じた会員ランク制度で、ベネフィット・ステーションの優待が使い放題になるほか、年4回ベネポが付与されます。上位ランクの会員は抽選時の当選確率がアップする特典もあります。2026年3月にはランク基準が緩和され、マスター会員が上位30位以内、プラチナ会員が上位300位以内へと対象が拡大されました。また2026年8月10日からは、会員参加型の月次イベント「らくたまハッピーキューピッド」も始まっています。さらに2026年9月1日には、ゴールド・ダイヤモンド・グランドマスターの新ランク3つが発表され、現行の3段階から6段階に拡大されることが決まりました。2026年11月15日時点の運用金額で初回判定が行われ、同年12月1日から適用される予定です。
法人でも投資できる?
法人名義での投資も可能です。法人での会員登録には法人に関する書類が必要となりますので、詳細はらくたま公式サイトをご確認ください。
分配金はいつ受け取れる?
ファンドの運用終了日の翌日に、配当金と出資金がまとめて償還されます。これはらくたま独自の翌日償還ルールによるもので、通常1〜2ヶ月かかる他サービスと比べて圧倒的にスピーディーです。
抽選に当選しやすくなるコツはある?
らくたまハッピーパスポートの上位ランク(プラチナ・マスター)になると、抽選での当選確率がアップします。投資実績を積み重ねてランクを上げることが、当選率を高めるもっとも確実な方法です。加えて、抽選式ファンドで採用されているハイブリッド抽選方式では応募が早いほど当選確率が高くなるため、募集開始日のうちに応募しておくことも有効です。また、先着方式のファンドを狙う方法もあります。
まとめ
らくたまは、1万円から始められる手軽さ、業界トップクラスの劣後出資割合、翌日償還、投資家プロテクトルールによる財務規律の開示など、投資家目線の仕組みが充実した不動産クラウドファンディングです。
2024年4月のサービス開始以降、累計46件のファンドで元本割れ・運用延長ともにゼロの実績を維持しており、口コミでも高い評価を得ています。(2026年9月時点)
一方で、人気の高さゆえに抽選倍率が高い点や、途中解約ができない点、そして2026年8月11日以降に募集を開始する新規ファンドでは全期間配当保証(アップサイド配当)が適用されなくなった点は、事前に理解しておく必要があります。
不動産投資に興味はあるけれど大きな資金やリスクは取りたくないという方にとって、らくたまは有力な選択肢と言えるでしょう。まずは無料の会員登録を済ませて、募集中のファンドをチェックしてみてください。














